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赤木明登さんが語る「数多の職人」の中に、椀木地師・池下満雄さんがいます。
2024年元日に発生した能登半島地震の半年後、輪島最高齢の木地師(享年86歳)としてその生涯を終えられた池下さんは、17年にわたり赤木さんの木地を挽き続けてこられました。

この李朝写しの丸膳は、池下さんが亡くなる直前に手がけられた、まさに最期の仕事のひとつです。

 

韓国李朝時代の挽物丸膳を、テーブル上でも使いやすいように、低めにアレンジしてあります。中心部の刳目は、材料を木地轆轤に固定するための突起部分を、轆轤挽きしたあとに削った痕跡で、古式轆轤の技法を再現しています。それが気を衒わない意匠となっています。

 

今はなき名工の手跡を、日々の暮らしの中で感じていただけたら幸いです。

 

挽物:池下満雄

漆:赤木明登

 

直径:1尺3寸5分(約41cm)

 

*天然木を用いて制作している手作り品の為、一枚ずつ表情が違いますので、お届け商品の模様は画像とは多少の違いがあります。 
うつわの個性としてお愉しみ頂ければ幸いです。

李朝盤

¥165,000価格
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