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2014年、赤木工房20周年の年に制作し、定番となった「奥羽シリーズ」の椀。

「秀衡椀」「南部箔絵椀」など、源氏系鎌倉武士由来の東北古椀を写し、形の秘密に触れる。椀の最大径が、口縁部よりやや下にあること。それによって器形全体に、内側から膨らんだような印象が与えられている。

糸輪(高台)も、太鼓張り(中央部が膨らんでいる)になっている。糸輪の付根にのどつり(人の顎から喉にかけての曲線の喩え)がある。などなど、全体が曲線で構成されている。物理的な強度のある曲線が、生命力と呪術的な力を発揮しているのではないか。

 

木地/横木取欅材(高田晴之)

下地/輪島地粉塗込地(赤木工房)

上塗/本朱、松煙、油無塗立(赤木明登)


サイズ:約 Φ13 × H7 mm

 

 

※本品は天然木を素材に、一点ずつ手作業で仕上げておりますため、サイズや形、色合い、塗りの風合いには個体差がございます。掲載写真と異なる場合もございますが、それぞれの器がもつ表情としてお楽しみいただけましたら幸いです。

※ご使用後は、ぬるま湯での洗浄をおすすめいたします。油分のあるものを使用された場合には、少量の中性洗剤と柔らかいスポンジをご使用ください。洗浄後は水切り籠などで自然乾燥させてください。保管の際は、風通しのよい日陰でお願いいたします。

奥羽汁椀・大

¥27,500Price
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